さやか行政書士事務所

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ブログ 行政書士ノチカラ ―毎週木曜更新中!―

外国人留学生の就職の幅も広がる?

今年の9月初旬頃、

「法務省が、外国人留学生が就職できる職種の幅を広げる方針で、

来春からの運用開始を目指す」といった内容の各種報道がありました。

 

 

日本の大学・大学院を卒業後、

年収300万円以上で

「日本語を使った円滑な意思疎通が必要な活動」として日本で働く場合に、

職種を制限せずに在留資格の取得を認められる、というものです。

 

 

現在は、外国人留学生が日本で就職する場合、

大学で専攻した科目と関連性のある職種の範囲で、

なおかつ学術的な専門知識や技術を必要とする業務でしか

就労が認められておらず、在留資格が取得できません。

 

 

その職種の制限がなくなるとなれば、

留学生にとっては就職先の選択肢がかなり広がります。

 

 

例えばよくあるのが、

飲食店でホールスタッフとして

何年間もアルバイトを続けていた留学生を

大学卒業後、接客業務を担当する正社員として採用したいというケース。

 

 

一般的な飲食店での接客業務は

学術的な専門知識や技術を必要とする仕事ではないので、

現在は、就労ビザ(「技術・人文知識・国際業務」の在留資格)を

取得することはできないのですが、

新たな運用の下では、

日本語での接客が必要だとすれば

それが実現可能になりそうだという話なのです。

 

 

 

その点に関して最近ご質問を受けまして、

そういえば今回の入管法改正では話が出てきていないなぁと思い、

法務省の入国管理局に問い合わせてみました。

 

 

 

結果、まだ検討中とのこと。。。

 

 

 

うーん、来春の運用開始はさすがにもう厳しそうかなぁ。

 

 

しかも報道によれば、この検討事項に関しては、

入管法の改正ではなく、

法務大臣が独自に定めることができる「特定活動」という

在留資格の対象範囲を広げることで検討しているそうな。

 

 

今国会で審議されている「特定技能」といい、

ここに来てなし崩し的にガバガバ広げようとされていて、

日本の入国管理政策が迷走しているような気さえして

不安を覚える今日この頃です。

 

 

冒頭の写真は、今年9月にジャカルタで食べた茶そば。

近い将来、ジャカルタの日本食レストランのように、

外国人が日本料理を提供する光景が

当たり前になるのかもしれませんね。

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