高度人材ポイント制で10点特別加算される大学が増えました

優秀な外国人を積極的に受け入れることを目的として
7年ほど前から高度人材ポイント制が導入されています。
活動内容に応じて学歴や職歴、年収、研究実績などの
項目ごとにポイントを設定し、
ポイントの合計が70点以上の場合に
「高度専門職」という在留資格が与えられます。
最初から一律5年の在留期間が認められたり
永住許可の要件が緩和されたりといった、
入管法上の優遇措置を受けられるという
メリットがあります。
今年3月から、10点特別加算される対象大学が
大幅に拡大されました。
【拡大前の条件】
・3種類の世界大学ランキングのうち、
2種類以上で上位300位以内の大学
または
・文部科学省のスーパーグローバル大学創成支援事業(トップ型)で
補助金交付を受けている大学
→日本の大学では、
東京大学、京都大学、東北大学、九州大学、大阪大学、
名古屋大学、北海道大学、筑波大学、東京工業大学、広島大学、
東京医科歯科大学、慶應義塾大学、早稲田大学の
13校にとどまっていました。
【拡大後の条件】
・3種類の世界大学ランキング3種のうち、
いずれかにランクづけされている日本の大学
(日本の大学であれば、2種類ではなく1種類でも
ランクづけされていればOKになりました。)
または
・文部科学省のスーパーグローバル大学創生支援事業(グローバル型)
で補助金交付を受けている大学
(トップ型13校に加え、グローバル化牽引型24校も
対象になりました。)
永住ビザ取得への近道にもなるので、
自分の大学が加算対象になっているか、
留学生の方は以下のサイトで一度チェックしてみることをおすすめします。
☆スーパーグローバル大学創成支援事業において補助金の交付を受けている大学