高度専門職ビザで80点以上なら1年で永住申請できます

日本の産業にイノベーションをもたらすような
優秀な外国人を積極的に受け入れることを目的として
高度人材ポイント制が2012年から導入されています。
活動内容に応じて学歴や職歴、年収、研究実績などの
項目ごとにポイントを設定し、ポイントの合計が70点以上の場合に
「高度専門職」という在留資格が与えられ、
最初から一律5年の在留期間が認められたり
永住許可の要件が緩和されたりといった、
入管法上の優遇措置を受けられるしくみになっています。
永住許可を受けるためには
原則として10年以上日本に在留していることが必要なのですが、
ポイントが80点以上の特に優秀な外国人の場合には
高度専門職ビザで1年以上活動していれば、
10年経っていなくても永住許可の対象になるのです。
ポイントが80点以上の外国人とは、例えば、
・東京工業大学大学院(修士)を卒業
・現在29歳
・年収520万円
・日本語能力試験N1合格
というスペックをお持ちの方。
在留外国人統計によれば、2017年12月末時点で
高度専門職ビザのインドネシア人は32人。
総数では7,668人いることからするとまだまだ少ないですが、
これからもっと日本で活躍する優秀なインドネシア人が増えることを期待しています!