インドネシア人技能実習生と結婚したい

このところ、
「インドネシア人技能実習生と結婚したい」
という日本人男性からのご相談が続いています。
同じ職場で出会い、交際に発展。
3年間の技能実習を修了する前に結婚の約束をし、
技能実習修了後にインドネシア人女性が帰国。
その後、日本人男性がインドネシアへ渡航し、
彼女の家族に挨拶&結婚の儀式を行った上で、
改めて結婚ビザで日本に呼び寄せるというケースです。
基本的には、技能実習を修了し一旦帰国してから
改めて結婚ビザを申請するのが、一番確実です。
インドネシア人女性にとっても
「彼もインドネシアに来て家族に会ってほしい。」
「インドネシアで結婚式をしたい。」
という意向が強くあるようで、
一旦帰国することを望まれる方が多いですね。
結婚ビザ取得のためのヒアリングにおいて
お二人の出会いから結婚に至るまでのストーリーを伺っていると、
私の中の名言リストに追加したくなるような言葉を
耳にすることがよくあります。
「イスラム教を理解するということは
彼女を理解するということでもあるので、
改宗することに特に抵抗はありませんでした。」
「国籍の違いは、ただの個性の違いにすぎないですから。」
「『彼女が困ったときにいつでも相談できるようにした方がいい』
と両親が言ってくれたので、実家の近くに部屋を借りる予定です。」
世間には色々言う方がいらっしゃるのかもしれませんが、
こういうふうにお互いを尊重して受け容れる心を持った方々が
いらっしゃるということが、なんだかとても嬉しい。
新たな在留資格ができて
さらに日本で働く外国人が増えれば、
こうしたケースも増えてくるのでしょう。
日本でも国際結婚が珍しくも難しくもなくなって、
「みんなちがって、みんないい」が
当たり前になればいいのになぁと思いますがね……