入国管理局、庁に格上げへ

各種報道によれば、
政府は外国人労働者の受入れ拡大に向けて環境整備を行うため、
現在の入国管理局を格上げし「入国管理庁」を設置する方向で検討に入ったようです。
法務省の内部部局という位置づけから
法務省の外局として「庁」に昇格することで、
出入国管理を一元的に担う司令塔として受入れ環境の整備を効率的に進める適切な組織の構築と
そのための人員の確保が期待されます。
何よりも期待したいのは人員の確保です。
特に東京入管は切実です。
以前、東京入管前のタクシーのある運転手さんが話していました。
「入管の職員も大変だよねぇ。
夜遅くまでやって、12時過ぎに乗ってくる人もいるよ。
『土曜も出勤なんです』って言ったりしてさぁ。
疲れ果てて毎日1万円かけてタクシーで自宅まで帰ってる人もいたなぁ。」
もうね、同情します(涙)
つい最近、ある研修で
入管は元々、戦後に外務省の外局として発足したのが法務省に移管された
という昔話を聞いてへぇ~と思ったばかりだったので、
入管業務に携わる者としてはこの変革期を目の当たりにできることに
ちょっと興奮しています。