在留カードを確認するタイミング

先日、東京入国管理局に行った際に
ラックスタンドでたまたま見つけたパンフレット。
東京労働局職業安定部ハローワークが発行している
事業主向けの『外国人の雇用に関するQ&A』。
在留資格に関することから
雇用管理、社会保険、税金等、
外国人を雇用するにあたって必要な手続や知識が
Q&A形式で写真や図、様式を用いながら
58ページにわたってまとめられています。
これから初めて外国人を採用する事業主の方はもちろん、
すでに外国人を雇用している事業主の方にも
おすすめの一冊です。
50個あるQ&Aの中で
私も改めて気づかされたことがいくつかありました。
その一つが、外国人を採用するにあたって
在留カードを確認するタイミング。
採用選考・面接する時?
採用が決定した後?
答えは、採用が決定した後。
なぜなら
「国籍で差別しない公正な採用選考を行う必要から、
採用決定前に在留カード等の書類の提示を求めることは、
結果としてその応募機会を不当に閉じることになるおそれがあり、
適切では」ないから。
(Q4のAより抜粋。)
面接の段階では、
口頭で在留資格などの確認を行うべきとされています。
つい最近も
「外国人、単純労働にも門戸 政府案『25年に50万人超』」
という日本経済新聞の記事が出ていました。
これからますます増える外国人の雇用。
各事業所での適正な対応が求められてきます。