今年のレバランは12連休、来年のGWは10連休?

2018年5月2日付けの日本経済新聞の記事によると、
政府は、2019年4月30日の天皇陛下の退位と同年5月1日の皇太子さまの新天皇即位に向け、
国民の祝賀ムードを盛り上げるべく、
祝日法を改正し19年に限って5月1日を祝日にして
ゴールデンウイークを10連休にする方向で検討しているようです。
インドネシアではゴールデンウィークに匹敵する大型連休として
レバラン休暇があります。
レバランとは、ラマダン明けの祭日のこと。
今年2018年は5月15日頃からラマダンが始まります。
ラマダンはイスラム暦の9月のことで、
この月の約1か月間は、
イスラム教徒は日の出から日没までの間、
食事だけでなく水分摂取、喫煙、性的行為など
人間にとって基本的な欲望を抑制することが義務とされています。
ラマダン=断食とよく言われますが、断つのは食事だけでないのです。
そして1か月続いたラマダンを無事に終えたことを
皆でお祝いするのがレバランです。
帰省し家族で集まって会食をすることが多いです。
日本で言うところのお盆と正月が一度に来たイメージです。
インドネシアでは、レバラン休暇として2日間が祝日になりますが、
政府はその2日間を挟んで約1週間を有給休暇一斉消化日として
休暇とすることを奨励しています。
そのためインドネシアの官公庁や多くの企業が1週間程度休業日となります。
そして、インドネシア政府は今年は有給休暇一斉消化日を
さらに3日追加することを決定したため、
レバラン休暇はその前後の週末休暇を含めると
最長で6月9日から20日までの12連休となるようです。
連休中は手続ができなくなってしまうので、
連休前後でのビザ取得の予定がある方は
余裕をもってスケジュールを立てましょう。
写真は名古屋城の天守閣内の金のシャチホコ。
GW前半、後輩の結婚式に出席すべく名古屋に行きまして、
ついでに有名どころを観光してきました。
GW後半は大人しくお仕事してまーす。