調布支部研修の講師をしました

一昨日は東京都行政書士会調布支部にて、
「国際結婚と身分系在留資格申請の実務」というテーマで研修の講師をしました。
調布は、5年前に私が開業してから2年半ほどお世話になり、新人だった私を育ててくれた先輩先生方がいらっしゃる場所です。
新人の頃お世話になった古巣で講師としてお声がけいただけたのはありがたく、とても感慨深かったです。
入管業務の中でも特に身分系在留資格の申請に絞って初級者向けに、
①身分系在留資格の相談におけるヒアリングの心構え
②申請理由書の書き方と訴求ポイント
③日本人♥インドネシア人の国際結婚手続
について実際に私が対応した事例を紹介しながらお話させていただきました。
ただ、何名か私よりも経験豊富な先生が何名かいらっしゃり、
講義が終わった後、
「あの事例は~~だから~~だったというのが正確な理解だよね。」
「あの事例のときは~~だからじゃなくて~~だったからだと思うよ。」
などとご指摘くださり、逆に勉強させていただきました。
入管業務って、
結果が不許可になったときは審査官からその理由を聞けるのですが、
結果が許可だったときは別に改めてその理由を聞くことはなく、
結果オーライだからそれでいいといえばいいのですが、
自分が作成した申請理由書や添付書類のどこが良くてどこが余計な情報だったかは
わからずじまいになってしまうんですよね。
だから、研修で自分のやり方をオープンにすることで、
同業の先生方にチェックしていただく機会にもなり、
よりよい方法を見つけるチャンスにもなるのだなということに気がつきました。
貴重な経験をさせていただきました。
もっともっと精進しなきゃです。