入管での審査期間が公表されています

入管に申請してから結果が出るまで
どのくらい時間がかかるのか?
申請する方にとってはやはり気になるところですよね。
申請してから許可・不許可の結果が出るまでに
通常かかる標準的な期間(標準処理期間)は、
これまでも法務省のWebサイト上で
「2週間~1か月」、「1か月~3か月」などと
ざっくり示されていましたが、
今年度2017年4月許可分から、
入国管理局での在留審査にかかる処理期間の平均日数が
法務省のWebサイトで公表されるようになりました。
・在留資格認定証明書交付申請
・在留期間更新許可申請
・在留資格変更許可申請
の3種類の申請について、
入管で申請を受理してから
許可(不許可は除く)の告知がなされるまでの期間の
全国の平均日数が、3か月ごとに公表されています。
今年7月~9月分のデータを見てみると、
在留期間の更新は、
どの在留資格も概ね30日前後で処理されていますが、
認定証明書の交付と在留資格の変更は、
在留資格によって大きな差がありますね。
例えば、認定証明書の交付申請では、
・「技術・人文知識・国際業務」…29.9日
・「経営・管理」…88.8日
・「日本人の配偶者等」…58.5日
とされています。
経営者のビザである「経営・管理」や
コックなどのビザである「技能」は、
他の就労系の在留資格に比べ、
かなり慎重に審査されていることがわかります。
また、「日本人の配偶者等」をはじめとする
身分系の在留資格についても、
2か月前後の時間がかかっていますね。
あくまで平均値ではありますが、
目安として参考にしていただければと思います。